ヤドリギ(宿り木)という名前を知ってはいたものの、
リアン(インスタのアカウント名:@lelienflower)さんから教えていただくまで、
私はその存在を知りませんでした。
ヤドリギ(宿り木)はその字の通り、
木に宿る寄生植物で、地表に根を張りません。
他の樹木の枝、幹に根を差し込んで、
水や栄養をもらいます。
でも自ら葉緑素を持っていて
光合成もするので
正確には半寄生植物だそうです。
ヤドリギは地表に根を張らないのに、
どうやって育つのでしょう。
ヤドリギの種子は
ネバネバした粘着物に包まれているので、
鳥に食べてもらって糞として出た種子が
周りのネバネバによりぶら下がり、
風にゆらゆら揺れて近くの枝にくっついて
寄生する仕組みです。
欧米ではヤドリギは、その生命力の強さから、
再生・永遠の命のシンボルとして言い伝えられています。
冬でも青々とした葉を茂らせるので、
永遠を象徴する神聖な木として、
クリスマスシーズンにその枝を飾る風習があります。
スカンジナビアでは「平和」を表してたり、
日本でも万葉集に宿り木が長寿のおまじないとして描かれていたり、
世界の様々な場所で生命力の象徴として人々を守り、
幸福をもたらすものとして捉えられていたのが窺がえます。
ヨーロッパではクリスマスシーズンになると、
魔除けや幸運を呼ぶ象徴として、玄関や窓辺に飾ります。
花言葉は、
「困難に打ち勝つ」「忍耐」「克服」「キスしてください」
木の高いところに寄生する宿り木は、
採取が困難ですので、大変希少なものとなっています。
リアンさんから4点、届きました。
この時期なので、実はあまりついていませんが、
ご希望の方はBASEのweb shopをご覧ください。
クリスマスにも入荷予定ですので、
是非またチェックされてみてください。
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